【講師】 イーリス総合法律事務所　弁護士・司法書士　上赤 晃典 氏

金融機関の審査を突破する信託契約書

信託契約を締結するためには、金融機関の審査が関門となります。
本講座のねらいは、金融機関の審査を突破することができるレベルに、信託契約書を起案する力、作成した条項について説明する力を高めることです。
講師の上赤晃典先生は、実際に金融機関から依頼され、契約書の審査・チェック業務を行っていますので、より実態に沿った内容となっています。

●「受益者は1名に」　「反社チェックのため、後継受託者を特定してほしい」・・・
金融機関の要望に沿った条項例と留意点を解説！
●審査が通らないことも？デフォルトルールをどこまで採用するか
●適法性だけなく、円滑な登記・税務手続となるようにも配慮する！

＜講演内容＞
1.契約書作成　総論
・本講座のねらい
・民事信託に関する専門家支援
・なぜ契約書を作成するのか
・起案にあたっての留意点

2.契約書作成　各論
・信託行為　
・信託の目的
・信託財産　
・信託財産責任負担債務
・追加信託　
・信託財産に属する財産であることの公示、分別管理
・委託者　
・受益者・受益権
・受託者　
・受託者の権限
・信託事務　
・受託者の義務
・事務処理費用・信託報酬　
・信託の計算
・信託の終了　
・清算受託者
・残余財産の帰属　
・信託の変更

★2020年8月発売　★収録時間：全120分