【講師】 堀内眞之税理士事務所　税理士　堀内 眞之 氏

国税歴36 年の経験で語るこんな相続税申告書は調査が来る！

膨大な情報量のある相続税申告書で、国税側はどこに着目し、
どのようにミス等を見つけているのでしょうか？
国税庁側には、
「これが書いていなければミス等の確率が高い」
「こことここの数値の比率を見る」
というノウハウが蓄積されているそうです。
その着眼点を、国税歴36 年の堀内先生が解説します。
ヒアリングや調査対応にご活用ください。

・金融財産のバランスが異常だと詳しく調べられる
・名義預金、名義株式の有無はこんな観点で見ている
・ ○○の金額をそのまま載せてしまうとミスを疑われる

＜主な内容＞
第1 巻　預貯金等
１　金融機関（１）……ゆうちょ銀行
２　預金の種類　　
３　金融機関（２）
４　家族名義預金　　
５　３年以内の贈与加算
６　残高証明書　　
７　既経過利息
８　葬儀費用や未払い医療費の金額から見るもの
９　過去の贈与または貸付金
10　被相続人の長期入院と被相続人名義預金の管理
11　財産のバランス　　
12　上場株式等
13　証券会社との取引（参考）
14　生命保険契約に関する権利

第2 巻　土地・建物
１　不動産の申告漏れの検討　　
２　先代名義の不動産
３　先代の相続における遺産分割の状況（参考）
４　土地の「縄延び」
５　倍率地域でかつ縄延びのある地域の場合　（参考）
６　容積率の異なる２以上の地域にわたる宅地
７　貸宅地の面積と建物の建築面積
８　賃貸割合　　
９　貸家建付地の評価単位（参考）
10　建物が申告されているのに土地がない場合　　ほか

第３巻　非上場株式の評価等・その他
１　家族名義株式：帰属の判定（取得資金の立証責任）
２　家族名義株式：帰属の判定（株式贈与）
３　家族名義株式：帰属の判定（株主名簿等：別表２）
４　名義株式：帰属の判定（無配の場合：配当の収受者）
５　家族名義株式：帰属の判定(贈与に係る取締役会議事録等)(参考)
６　類似業種比準株価（非経常的な利益）
７　類似業種比準方式と純資産価額方式の併用割合
８　土地保有特定会社等の検討
９　出資限度額のある医療法人の出資の評価（参考）
10　純資産価額方式：直前期末の資産（前払費用）　　ほか
　
　
★2019年4月発売　★収録時間：各60分